指導者が変わらなければ、スポーツも変わらない!管理・強制を拒否する人間心理を理解し、子供達をサポートしていく為の心理学的指導法とは?!

このブログではよく、スポーツについてのお話をしています。時代は変わり体育会系指導が超非効率だということがわかってきた今、一刻も早くそのような指導法をとる大人達が変わって行く必要があるということを感じています。

そもそも怒ったり怒鳴ったりされて良い気分になる人など存在しません。なぜなら人間は本能的に、それを<攻撃>と捉えるからです。

体はこわばり、思考も働かなくなります。



ある研究によると、アスリートが最も高いパフォーマンスを発揮するのは、体内のテストステロン(男性ホルモン)レベルが高い状態のときだということがわかっています。テストステロンレベルが高い状態とは、どんなときなのかというと、「気分が良いとき」です。

つまり、試合・練習問わず、効率的に選手の能力を伸ばしていくためには、相手のモチベーションを喚起し、気分良くプレーしてもらう必要があるのです。

人間は管理・強制をとにかく嫌う生き物です。

なぜなら、心理的リアクタンスと言って、2歳児の時点ですでに、「自分で決めたい」「選びたい」という強力な欲求を持っていることが、研究により明らかになっているからです。

昨日のブログでもお話ししましたが、指導者の最も重要な役割とは、<自信を持たせてあげること>と<期待して見守ってあげること>です。

要は、求められてもいないアドバイスをする必要はなく、余計なことをして邪魔をするくらいなら、黙って見てるだけのほうが良いのです。



大人はつい、わかったフリをして、上から目線で口を出したがります。しかし、指導とは元々相手をサポートする仕事です。日本の体育会系のスポーツ文化はその点で大きく的から外れています。

強制したり管理するのはそもそも論外であり、自分の感覚を半ば強引に押し付けてしまう指導法も、本質からズレています。なぜなら、後天的に繋がった脳の配線は個々に大きく異なっていて、他人の体の感覚を理解することは至難のわざだからです。

じゃあ何も教えないのが良いことなのか?!と言われたら、当然そんなことはありません。

指導する際には必ず、納得や理解を加えるべきだと言いたいのです。そこには指導者の高いコミュニケーション能力が求められます。



「時代は変わった」「自分の頭で考える選手を育てたい」、指導者の方がよく口にするセリフです。しかし、未だに<人間力>を建前にした根性論的な指導が後を絶ちません。そんなことの前にまずは<自己決定力>をつけること。幼児の頃から備わっている人間の本能である、「自分で決めたい」「自分で選びたい」という欲求を重視した指導をしていくことが、最も効率的に選手を伸ばしていくことへと繋がっていきます!

そこに欠かせないのが子供達への「信頼」であり「期待」です。そして、指導者がしっかりと学び、子供が選べるだけの選択肢を提示してあげる必要があります。

頭ごなしに指示するほうが簡単ではありますが、効果は一時的なものでしかありません。信頼しているからこそ、選択を委ねることができ、期待しているからこそ相手が決めたことを尊重できるのです。



そんなわけで今日も、日本中でスポーツに励む子供達が、スポーツを嫌いになることなく、その素晴らしさに気づき、大きく成長していってくれることを願いつつ、子供達の指導に関わっていきたいと思っています。

指導者の皆さん、特に若い指導者の皆さん!時代は大きく変わっています。未来ある子供達の為に勉強し、力を合わせて頑張っていきましょう!!!

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