「頑張る」の前に「何がしたい」がある!子供の好奇心を邪魔せず、モチベーションを高めていく為の声かけとは

日々子供達のスポーツ指導に関わっていると、うちの子はやる気がない…努力が続かない…メンタルが弱い…そういった心配をしている親御さんが驚くほど多いことに気づきます。

しかし、もしかしたらそれは思い込みかもしれませんよ?!というのが今日のお話です。

まず、大前提として「やる気」はもれなく全員が持って生まれてきています。そもそも「何かをしたい」という欲求がなければ、赤ちゃんはお腹が空いて泣くこともなければ、転びながら立ち上がろうとすることすらないはずです。

「やる気がある」という状態の根底には必ず「○○したい」という<動機>が先にあり、それがあってこそ初めてモチベーションが生まれてくるのです。



しかし子供達は、学校に通い均一化された教育を受け、30~40人ぐらいの同じ顔ぶれの集団で生活していくうちに「みんなと同じが良いこと」という価値観が染み付いていきます。

自分の欲求を抑え、<好きなこと>、<やりたいこと>よりも<やらなければならないこと>を優先するのが当たり前になっていくのです。

何か一つの正解があるかのような思考が植え付けられていくのは、じつはすごく怖いことでもあります。なぜなら、それに馴染めない子供達は「できない子」というレッテルを貼られ、自分自身もそう思い込みながら育っていくからです。



アドラー心理学でも、人は2人として同じ人間はいないという考え方をします。

つまり、人それぞれやる気の根源は違っていて、「何をすべきか」よりも「何をしたいか」を優先させてあげることが、大人の子供への接し方として何よりも大切なことなのです。

では最後に一つ、ぜひ親御さんに意識してもらいたい効果的な言葉のかけ方を、紹介して終わりにしたいと思います。



それは、「まだ」という言葉を使うことです。

たとえば、勉強やスポーツ活動で苦戦する子供に対して「まだ解けなかったね」「まだできなかったね」と声をかけてあげて欲しいのです。

マインドセット研究で有名なキャロル・ドゥエック博士によると、この短い言葉を意識的に使うことが「いつかできる」という思考を作り、粘り強さや熱意、創造力を高め、大きな希望を抱かせることが分かっています!

いつもお話ししている通り、人のモチベーションというのは、周りからのアドバイスや叱責のようなもので高まることはほとんどありません。あったとしても一時的なものです。まずは「何をしたいか」という欲求に気づき、それをもとに行動を起こしていくこと。

そして、その対象に没頭する子供を見守りながら、躓いた時には「<まだ>できなかったね」という声かけをしてあげて欲しいと思います。

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